春学期の振り返り-その3-

スイス バーゼルでの国際学会

7/21-25までスイスのバーゼルにて国際学会へ参加しました。

学会で体験した事について書きたいと思います。

 

今回参加したのはISMBという分子生物学をコンピュータによって研究している方が集う学会でした。

伊藤研からはM1,D2,伊藤先生の計3名が参加しました。

学会の会場は”Congress Center Basel”という大きなホールがいくつかある建物で行われました。

学会初日は開会式の後に軽い食事とお酒が提供され、食べながら他の研究者の方達との交流を深める時間がありました。

その翌日から口頭発表やポスター発表が本格的に始まりました。

 

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今回参加した学会は特に癌に関する研究が多い印象でした。

私自身海外での学会発表は初めての試みで、英語があまり得意でない私にとって不安の多い事ばかりでありました。

しかし海外の研究者のお話を聞くことは、とても興味深く、また研究成果もですが特に解析手法などに工夫がなされており、発表を聞いていて非常に勉強になりました。

 

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学会3日目は私とドクターの方のポスター発表の日でした。

2時間ほどの発表時間で夕方の18時ごろからの発表でした。初めは聞きに来てくれた方と話ができるか、そもそも私のところに発表を聞きに来てくれるだろうかなど不安が募るばかりでした。

途中から私のポスターの前で足を止めてくれる方が増えてきました。

やはり、英語での発表は難しく伝えられないことがあったり、質問が聞き取れなかったりなど苦戦しましたが、筆談をしてもらったりなどして何とか発表をすることができました。

 

 

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普段とは異なった日本語が通じない環境での発表は苦戦することの方が多かったですが、私の研究に対して様々な方の意見や疑問に思った点をアドバイスしていただけたため、これからの研究生活にとても良い機会になりました。

また、この学会を通じて得た経験や知識を生かして今後より一層、精進し取り組んでいこうと思いました。(Y.G)