GWとNGS
5月といえばGWです。GWでリフレッシュして研究に取り組んでいます。特に院生は学会に多く参加するので熱心に研究しています。また、就職活動をしている人も研究と両立しています。今回は研究室の日常と私が行った実験について書きます。
まず、研究室の日常についてです。GWなので卒業生が研究室にきてくれました。研究室での思い出などいろいろ話しました。研究室には卒業生がお土産をもってよく遊びにきてくれます。卒業してからも顔を出したくなるような研究室にしていけたらと思います。
(先輩からのお土産)
(先輩に買ってもらったお菓子)
本研究室の大学院生は多くの学会に参加します。国内だけではなく国外の学会に参加する人もいます。
今参加が決まっている学会(International C.elegans Conference、国際ゲノム会議、日本糖質学会)について紹介します。
(International C.elegans Conference)
(国際ゲノム会議)
(日本糖質学会)
次に、私が今週行った実験について紹介します。次世代シーケンサー NGS(Next Generatio Sequencer)を用いた実験を行いました。NGSはRNAを定量的に解析するものです。RNAとは何でしょう? RNAの働きについて説明します。DNA→RNA→タンパク質となり生体内ではタンパク質が機能しています。DNAは生命の設計図(タンパク質の設計図)といわれています。そのタンパク質をDNAから必要な場所・時間につくる手助けをするのがRNAです。
ただRNAをNGSに入れるだけではうまく解析できません。NGSを使う前には、きれいなRNAが抽出出来ているか確かめる必要があります。そのときに使うのがBioanalyzerです。
(Bioanalyzer)
うまくRNA処理できていないとNGSが止まってしまうことがあるのでドキドキしながらスタートボタンを押しました。写真にあるようにRun completed withtout errorsと画面にあるように実験はエラー無く成功しました。RNAのデータが出たので、これからはデータ解析の解析をします。
(次世代シーケンサー)
(NGS終了の画面)
今週もいろいろありましたが、終わりました。実験の結果が出たら、次はそれを学会で発表するためにポスターにまとめなければいけません。頑張ります。来週は、本研究室談話室で情報生物学討論会が行われるので、討論会などについてブログを書くと思います。
(情報生物学討論会)
(O.Y)