KEYSTONE SYMPOSIA

 

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開催地:アメリカ合衆国 ユタ州 ソルトレイク・シティ スノーバード

開催施設:The Cliff Lodge

開催日:2016/01/10-2016/01/14

 

KEYSTONE SYMPOSIAは主に分子生物学・細胞生物学を扱っている人に向けたものだそうで、いくつかの部門に分けて、小出しにシンポジウムを行っているそうです。

情報生物学研究室からは2人の大学院生が参加しました。

 

ポスター発表を行った院生によると、

『“Metabolism,Transcription and Diseace”と”Nuclear receptor”という2つの部門に関したシンポジウムが共催されており、私は前者で発表しました。前者は日本語にすると、「代謝、転写および病気」ということで、代謝が遺伝子発現にどう影響するか、逆に遺伝子によって代謝はどのようにコントロールされているか、そしてその結果どういった病気につながるかということを主旨とした演題が執り行われ、400人程度の研究者による研究交流が行われました。』とのことでした。

 

発表テーマ::Ceramide kinase orthologous protein T10B11.2 mainly functions in oogenesis and early embryogenesis in Caenorhabditis elegans

 

発表内容:セラミドキナーゼ相同タンパク質T10B11.2を欠損させたC. elegans変異株における、スフィンゴ脂質代謝酵素のmRNA発現量の変動と表現型から、T10B11.2が卵形成および初期胚発生において細胞の成熟や分裂、スフィンゴ脂質代謝に顕著に影響することを示した。

 

発表テーマ:Transomic identification of candidate genes translationally regulated by MEX-1, MEX-3, and SPN-4 in Caenorhabditis elegans

 

発表内容:トランスオミクスを用いて翻訳調節因子MEX-1, MEX-3およびSPN-4が翻訳調節する候補遺伝子を同定した.翻訳調節候補遺伝子はほとんど重複せず,それぞれの翻訳調節因子は独立した遺伝子カスケードを形成することを示唆した.

 

 

興味のある方は彼らの参加したセッションのURLをご覧になって見てください。

http://www.keystonesymposia.org/16J2

 

 

旅程:2016/01/08(日本時間) - 2016/01/17(日本時間)

01/08(日本時間)

関西国際空港 18:20発航空便 コミュニケーションシステム不調により欠便

17:30 搭乗

23:00 航空機ドッグ入りのため一時降機

24:00 欠便決定

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27:00 universal City HOTEL宿泊

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 01/09(日本時間)

18:20 関西国際空港出発

 

01/09(現地時間)

11:05 サンフランシスコ国際空港到着

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17:40 サンフランシスコ国際空港出発

20:30 ソルトレイク・シティ国際空港到着

21:00 ホテル到着

 

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01/10(現地時間)

11:00 – 14:30 市内散策

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15:30 学会会場への送迎バス迎えに来ず

17:30 再手配

19:00 バス到着

19:50 学会登録・ホテルチェックイン

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01/13(現地時間)

19:30 – 22:00 ポスター発表

 

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01/15(現地時間)

9:00 ホテル出発

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11:00 – 14:00 市内散策

 

15:00 ホテルチェックイン

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01/16(現地時間)

8:35 ソルトレイク・シティ国際空港出発

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9:50 サンフランシスコ国際空港到着

11:20 サンフランシスコ国際空港出発

 

01/17(日本時間)

16:30 関西国際空港到着

    麻薬探知犬が反応し、全荷物検査20分

17:15 関西国際空港出発

20:00 帰宅

 

飛行機のトラブルで数時間も飛行機に閉じ込められたり、結局は関空に1泊することになったり、現地に到着しても会場の迎えのバスが来なかったり・・・多少の?トラブルはあったようですが、無事に発表を終えて帰ってきて本当によかったです。

 

情報生物学研究室では学会への参加や、他大学との合同研究発表などを積極的に行っています。こうした経験で得たプレゼンテーション能力は社会に出た時に間違いなく彼らの強みになっていくと思います。