雨のため休講です。
今日も朝から雨が降り続いています。昨日からの大雨で、BKCは授業が全時限休講になってしまいました。
昨日伊藤研究室のDr、M2、M1の5人が、ポスター発表をするため、アメリカのシカゴに向けて出発しました。この日のためにポスターをつくり、何度も発表の練習をしていました。練習時、外国人の前で発表をするので、英語の発音もしっかり意識していました。昨日は朝から雨がきつかったので心配していましたが、今日無事シカゴに到着したそうです。今回シカゴでのポスター発表はとても良い経験で、みなさんの成長に繋がることでしょう。練習した成果を充分に発揮してほしいと思います。
今日は電車の運転見合わせもあり、全時限休講もあって、大学内はとても静かで殆ど人がいませんでした。
雨を見ていると、なぜか大雨が降っても滋賀県には琵琶湖がある、琵琶湖は大きいから大丈夫と思ってしまうことに気付きました。琵琶湖は本当に大丈夫なのでしょうか。
琵琶湖には沢山の河川から水が流れ込んできます。大雨が降ると水量が増加しますが、琵琶湖は面積が広いので、水位は徐々に上がります。雨がやんだ後も琵琶湖の水位はしばらく上がるそうです。逆に琵琶湖から流れだす川は瀬田川だけです。
※瀬田川が京都にいけば宇治川、大阪にいけば淀川に名前が変わり、大阪湾に流れていきます。
瀬田川1本だけでは、大雨が降ると琵琶湖の水が溢れそうに思えるのですが、南郷にある瀬田川洗堰が洪水調整、水位調整を行っています。今回のような大雨が続くと琵琶湖の水は増加しますが、淀川水系との兼ね合いで、通常の水位になるよう調整してくれます。だから大雨が数日続いても、琵琶湖から水が溢れることはそうそうないのです。
琵琶湖が大きく、深いからだけではなく、瀬田川洗堰が私達の生活を支えてくれているのです。
今年の梅雨明けは、7月21日頃と予想されています。それまでに、どれくらい雨が降るのか分かりませんが、油断せずしっかり雨対策をしようと思います。
梅雨入り
先週、近畿の梅雨入りが発表されました。今年は平年より1日早く、昨年よりは14日早い梅雨入りだそうです。
梅雨の時期はカビや菌が繁殖しやすいので食中毒に気をつけなければいけません。台所で調理するときは勿論、カビや菌が繁殖しないように洗濯物を干すときにもひと工夫する必要があります。
また、気温や気圧の変化が激しいので体調を崩しやすい時期です。気圧が下がると自律神経やホルモンのバランスが乱れ、偏頭痛や関節痛、だるさ、疲労感などが起こりやすいです。そんな症状を「気象病」という人もいます。気温や気圧と上手く向き合いながら体調管理する事が大切です。
私は暑さが苦手なのでついつい冷たいものを口にしたり、涼しい所を求めてしまいますが、内臓を冷すと消化不良になり太りやすいので、最近は常温または温かいものをとるように気をつけています。
また体を冷しすぎると浮腫みやすくなるので、体温調節できるよう空いた時間に体を動かしています。
研究室は線虫を扱っているので1年中一定の温度を保っています。毎日温度が変わらないので研究室のメンバーは服装を調節しながら体調管理しています。同時に、昼食にも気を使っています。お酢を飲んだりサラダやサプリメントを取ったりと各自健康面も気をつけています。
研究室に限らず世界的に年々健康に対しての意識は高まっています。WHO(世界保健機関)が2017年5月に公開した世界保健統計では日本が平均寿命ランキングで1位でした。日本は長寿大国と言われています。近年では2000年にWHOが健康寿命を提唱してから寿命を延ばすだけではなく、いかに健康的に生活できるか関心が高まっています。
健康寿命は、介護を受けたり病気で寝たきりにならず、自立して健康に生活できる生存期間のことをいいます。
食生活や医療の向上で寿命が延びていますが、健康的に生活しながら長生きできることが理想です。滋賀県も地域と一体になって健康寿命を延ばすプロジェクトに取り組んでいます。
私は運動を通して高齢者と関わることがありますが、本当に皆さんお元気で楽しそうです。楽しむことも健康の秘訣だと思います。
研究室のメンバーも歳を重ねる毎に、今以上に健康の重要性・必要性を実感する日がきます。いつまでも健康に過ごせるよう引き続き食生活、体調管理には気をつけましょう。そして研究や学生生活を楽しみましょう。
今日から6月です
早いもので事務員として伊藤研究室でお世話になってからもう半年が経ちました。半年間を振り返るとあっという間でした。事務に不慣れな私でしたが、伊藤先生を初め、久保田先生や学生のみなさんのお陰で段々と慣れてきました。
研究室のみなさんは毎回分からないことは親切に教えてくださるし、すぐに対応してくださるので本当に有難いです。
先日お昼休憩中にみんなで餃子パーティーをしました。私は初めて参加したのですが、普段は研究に忙しい学生さん達が餃子を焼いている姿はとても新鮮でした。餃子を食べながらコミュニケーションを取るのも楽しくていいですね。また機会があればご一緒したいです。
また、私は今事務職の傍ら琵琶湖について勉強しています。
幼い頃から当たり前のようにある琵琶湖は、景色の一部であり遊ぶ場所でした。ただ子供の頃に見ていた琵琶湖は今よりも濁っていて、子供なりにこれ以上琵琶湖の水が汚れたら大変だと思っていました。
今こうして琵琶湖について勉強していると、自分が思っている以上に琵琶湖を再生することは大変で、沢山の人達の活動によって支えられていることを知りました。
元々琵琶湖にはどんな魚がいて、なぜ水質は変化してしまったのか。琵琶湖を知るにつれて気になることが色々出てきます。これからも琵琶湖は私の生活の身近にあり続けます。だからこそ、琵琶湖と共存するためにどうすればいいのか考えていきたいと思います。
久保田先生の歓迎会
気づけばもう5月の中旬です。いつの間にかGWも終わっていました。
連休中みんな楽しい休日を過ごしたようで、お土産と一緒に色んな土産話を聞かせてくれました。来年は私もどこかに出かけようと思います。
それからGW明けすぐに久保田先生の歓迎会を行いました。
久保田先生を囲んで和気あいあいとした歓迎会でした。
久保田先生が滋賀に来られてまだ2ケ月も経っていないので、これから沢山滋賀の良さを知っていただけたらいいなと思います。
食事をしながら研究や就職活動など様々な内容で語り合いました。
それぞれタイプが似ていたり違ったりするので、今どんな事を考えているのか、そんな考え方もあるのかと新しい発見がありました。
また、普段研究室にいる時とは違うみんなの色んな表情が見られて、とても楽しくよく笑いました。
最近笑うことで体の免疫力がアップすると言われていますが、本当にそうだと思います。誰しも生活する中で疲れたり、悩んだり、思い通りに行かないことは沢山ありますが、笑うことで発散できます。笑っていると回りも明るくなりますし気持ちが前向きになります。
毎日勉強に就職活動にと忙しいですが、学生の時にしかできない経験なので、今は大変でも社会人になって振り返るときっといい思い出になると思います。
大変なときこそ楽しく笑えるようになりたいものです。
久保田先生、歓迎会お疲れ様でした。
これからどうぞよろしくお願いします。
もうすぐGWです
もうすぐゴールデンウィークが始まります。
今年は休みが多い人で9連休あるそうですが、研究室はカレンダー通りです。
GW前半はよいお天気に恵まれるそうです。どこへ行っても沢山の人で混雑しているのは分かっていますが、天気がいいとついついお出かけしたくなります。
GWといえば、5月5日(土)10:00~13:00 BKCジム第2アリーナにて、パラスポーツ体験会(ゴールボール、ボッチャ、フライングディスの体験)があります。同じくBKCジム第1アリーナでは、ゴールボール国際強化試合があります。ゴールボールはアイシェード(目隠し)を着用した1チーム3名のプレイヤー同士が、鈴入りのボールを転がすように投球しあい、ゴールにボールを入れたら得点になる競技です。日本、中国、トルコ、ロシア代表の男女の試合が観戦できます。入場は無料で12:55~14:20に
NHK・Eテレの関西地区で生中継されます。
また、GW明け5月7日から、スポーツ健康コモンズではプログラムサービス(PS)がスタートします。※開催期間:5/7(月)~9/28(金)
立命館大学の学生・教職員・地域の方対象で、どなたでも気軽に参加できるレッスンプログラムとなっています。
会員申込みには、春学期フリーパスと1デイパス(1日券)の2パターンがあります。プール個人利用も今回からPS対象となるため、無料開放は5/2で終了となります。コモンズでまだ運動したことがない人は、一度どんな施設か覗いてみるのもいいかもしれません。
私も以前はよく運動していましたが最近は運動不足なので、わざわざフィットネスクラブに行かなくても、帰り際に学内でレッスンが受講できると思うと、とても便利で有難いです。
学生さん達も授業や研究に没頭していると、あっという間に時間が経ってしまい中々運動する時間がないと思いますが、毎日同じ姿勢で同じ筋肉しか使わないと肩こりになってしまいます。運動をすることで集中力や脳の回転がよくなり勉強がはかどる場合もあります。何より気分転換になります。
ベストな状態で勉強するために、たまには時間を作って運動しましょう。
2018年度の始まり
2018年度がスタートしました。
今年は桜の開花が早かったので満開の桜が新入生達を迎えていました。
4月になって大学内は沢山の人で賑わっています。
新学期が始まってすぐの頃は、体育会やサークル活動をしている学生達が、新入生達に部活動の呼び込みや説明をしていました。そんな姿を見ているととても初々しく、自分が大学に入学したときの事がふと頭の中によみがえってきます。
春と言えば出会いの季節ですが、4月から伊藤研究室に新しい助教の久保田先生が来られました。ウエットの研究をされているので、ウエット班の卒研生3人と一緒に線虫についての説明や実験の練習をよくされています。
ウエット班3人に今練習している内容を教えてもらいました。
練習内容は①培地を作る ②培地に餌(大腸菌)を培養する ③線虫を移動させるの3つです。
この中でも特に線虫の移動が難しいそうです。
最初の頃は雌雄同体と雄の個体が微妙に違うので区別するのが難しかったとみなさん言っていました。特に目が疲れた状態で顕微鏡を覗くと、視界がぼやけてしまい判別するのが分かりにくく時間がかかってしまったそうです。ただ最近では練習する過程で段々と目が慣れてきたので少しずつ区別がつきやすくなってきたそうです。慣れるまで繰り返し練習することは本当に大切ですね。
まだ新学期始まったばかりなのでこれから沢山の課題と向き合う日々が来ると思いますが、新しいメンバーで協力しあい乗り越えていきたいと思います。
2017年度卒業式
昨日2018年3月22日に2017年度立命館大学 卒業式が行われました。曇り空ではありましたが、みなさん晴れやかな表情でこの日を迎えていました。
伊藤研究室では毎年恒例、研究室卒業パーティーを開いています。
新卒研生達はこの日の為に手作りのお菓子や料理、プレゼントを用意していました。修士や卒業生たちがやってきてパーティーが始まると沢山の思い出話で盛り上がりました。
また、他の研究室の修士も参加してくださり、様々なお話が聞けてとても楽しかったです。
パーティーが終わると修士・卒業生たちは卒業式と授与式に参加されました。授与式では伊藤研究室の修士・卒業生がそれぞれ1名ずつ修士論文の優秀賞、卒業論文の優秀賞を授与されました。
今まで頑張ってきたことが優秀賞として評価されて本当に良かったと思います。
卒業生の中には大学院生として残る人もいますが、ほとんどのみなさんが社会人として旅立っていきます。
学生時代とは違う責任や人間関係、組織の一員として色んな現実と向き合う日々が続くと思います。しかしその向き合う過程が勉強です。今まで気づかなかったことに気づくことで成長します。
次は社会人として頑張っているみなさんと出会える日を楽しみにしています。