2017年度春季開講!
今週1週間の始まりは、各種ガイダンスからでした。
先週日曜日に入学式を終え、立命館大学に入学するにあたってのガイダンスを受け終えた新入生達を勧誘する為に各サークルが盛大な勧誘活動を始めていました。そのため、一気に構内が騒がしくなり、活性化したように思います。
また、本研究室も来週からゼミを開始するにあたって、我々M1の面々と教授方との面談が行われ、今後の研究についてお話を頂きました。
火曜日には共同研究先である滋賀大学の糸乗教授が、遺伝子の配列を解析するに当たって本研究室を訪ねてこられました。関連するテーマを研究するM1院生が、伊藤先生と共に糸乗教授や学部生の疑問点に答えていました。
また、研究室のプリンターが一台壊れてしまっていたので交換しました。伊藤先生が個研のプリンタ-を買い替えられ、これまで使われていたプリンターを研究室に移動させていただきました。
さらに、Essential細胞生物学を院生・学部生で輪読するので、その為の準備を4回生が主体となって行いました。輪読する範囲や順番などを決めていましたが、今後もこのような機会は結構あると思うので、さほど滞りもなく協力して決められていたのは良い調子だと思います。
もちろん息抜きも大事なので、就活等のついでに買って来てもらったお土産や、糸乗先生がお持ち下さったお菓子を休憩がてら食べたりもしました。とてもおいしかったです、ありがとうございました。
そして、前述したように来週からゼミが始まりますので、自身のテーマに関連する事について先輩に質問したり、先生と相談してテーマを変更したりと積極的に動いていました。今後もこの調子で頑張っていきましょう!
(N.Y)
新しい一年
卒業式を終えて、卒業生が研究室から社会へと旅立っていきました。
一年間苦楽を共にした仲間との別れはやはり寂しいものです。
伊藤研は新4回生を迎え、新たなメンバーで今年も元気に研究に励んでいます。
新M1は初めての国際学会に行くチャンスを頂き、英語での要旨作成を先生方や周りの
人と相談しながら行いました。
また、今週はホモゲナイザーという機械の説明会がありました。
ホモゲナイザーとは液体に高圧力をかけることで液体中の粒子を小さく均一にする機械です。
他の研究室の人たちと一緒に説明を聞きました。
今週私は生命工学科の教授に研究のアドバイスを頂きました。
このような他の研究室との密な連携も自分の研究を進めるうえで非常に参考になります。
私たちはそれぞれ一つのテーマを研究していますが、他の研究を見たときに自分の研究
とのつながりが見えることがあります。
その多数のつながりによって今自分の体が動いていると考えると、とても面白く思います。
この一年、苦しいこともあると思いますが、研究室の仲間がいます。
今年も新たなメンバーで一年間精一杯頑張っていきましょう!!!(N.T)
3月といえば...
3月といえば卒業の季節です。今週3/22(水)に学位授与式がありました。大学には卒業生やその両親など多くの人が来て大学に人が沢山いました。まず、BKCジムで、生命科学部と薬学部の全体式が行われました。
(学位授与式の全体式)
全体式の後は、各学科・コースに分かれ学位授与式が行われました。生命科学研究科長、各学科・コース長からの祝辞の後、教員から一人ひとりに卒業証書が渡されました。卒業証書が一人ひとりに渡され、卒業したという実感がわいてきました。また、父母教育後援会表彰、修士論文優秀賞表彰が行われ、本研究室から各1名が選ばれました。一年間一緒に頑張った同じ研究室の一員としてとても嬉しいです。
(卒業証明書の授与) (父母教育後援会表彰)
卒業式の後には、研究室で卒業パーティーを行いました。新4回生が用意してくれたサンドイッチやお菓子を食べて、楽しく時間を過ごすことが出来ました。新4回生から卒研生、新M2から修了生へとプレゼントが渡されました。新4回生ありがとうございます。
(卒業パーティー)
卒業生・修了生から先生方にプレゼントを渡しました。先生方にも喜んでいただけました。一年間ありがとうございました。
(先生へのプレゼント渡し)
2016年度もいろいろありましたが、学位授与式が終わり今年度が終わったという実感がやっとわいてきました。今年度もこれで一区切りなので、来年度へ向け研究室全体で頑張っていきたいと思います。研究室のみなさんお疲れ様でした。
とういうことで、来年度へ向け実験の準備をしていきたいと思います。本研究室では、モデル生物である線虫を扱っています。線虫は冷凍保存が可能なので、各研究室ごとに入手した線虫は冷凍保存してあります。実験に使うため冷凍保存していた線虫を起こしました。ちなみに、線虫は半永久的に冷凍保存が可能だそうです。
中央にエサをまいた寒天培地に冷凍保存してあった線虫をまくと、エサの方向へ移動していきます。一匹の線虫を新しい寒天培地に移すと数日たつと...
(線虫をまいた寒天培地) (エサへ向かって移動する線虫)
数日後には、寒天培地いっぱいの線虫が生まれます。
(増えた線虫)
今週も終わりました。4月に入るとゼミが再開されます。年度始めのゼミでは、年間の研究計画を発表するプロポーザルや教科書の輪読などが予定されているので、ブログでも書きたいと思います。見て下さい。 (O.Y)
来年度へ向けて
今週一週間は、大きなイベントこそなかったものの、来年度へむけての準備が進められていた一週間となりました。
就職活動などで遅れていた席決めにおける要望が出そろい、それにともなって空けていたスペースにPCを設置しました。
これで、来年度の研究室の座席の準備も完了しました。
並行して、Dry班になる予定の新四回生にはM1やM2が自作した演習課題を渡しています。テーマもおおよそは決まっているので、それぞれ学んでおいた方が良い要素を織り込んで演習問題を作っています。
新四回生達も頑張って解いていて、想定より早くこなした人もいたのでこちらも新たに演習を作ったり、疑問点に答えたりと、対応しがいがあります。
Wet班も来年度に向けて準備が進んでいるようです。
写真は研究に不要になった大腸菌や線虫を廃棄しにいく様子です。大腸菌も長期間保存したり使っていたりすると突然変異を起こしやすくなって、使い辛くなるらしいです。私は実際に使っているわけではないのでそのあたり定かではないのですが…
こちらは次世代シーケンサーの写真です。
写真の通りWashingとなっており、洗浄中の写真です。次世代シーケンサーも1月に1回ほどの間隔で内部を洗浄しないと、使ったサンプルの"カス"が残って正確な測定が出来なくなるそうです。
練習用の問題や、実験機材の点検など、Dry班、Wet班ともに来年度へむけて準備が着々と進んでいる様が見えた1週間でした。(N.Y)
学外発表と引き継ぎ
3月4日に行われた滋賀大学との卒論・修論合同発表や、
3月7日に関学の上ヶ原キャンパスにて開催された
関西4私大シンポジウムでの発表など、イベントが
盛り沢山な1週間となりました。
1年間、あるいは3年間の集大成の発表です。みんな堂々と発表することが出来ました。修士の先輩の発表はとても分かりやすく、私たちのこれからのお手本となるような発表でした。
また、新4回生も座長やタイムキーパー、照明で活躍してくれました。
休み明けにポスターを刷り、関西4私大シンポジウムへと向かいました。
このシンポジウムは一般向けとのこともあり、分かりやすく生命現象の面白さを伝えるような口頭発表が行われました。
口頭発表の合間にポスター発表も行われました。
少人数での研究成果の議論は、発表するのも発表を聞くのもとても勉強になります。
研究室では新4回生の研究テーマ決めや座席決めが行われました。
これからの1年間、一緒に頑張っていきましょう!(N.T)
来年度に向けて
3月に入り来年度に向けて引き継ぎや後片付けを本格的にはじめました.伊藤研には,ドライとウェットの研究を行っているので,新しく研究室に配属されたら両方を体験してもらっています.両方を体験したうえで,自分のやりたいテーマを見つけ研究してもらいます.
ドライ班では,この研究室で行われている解析方法やプログラミングについて教わっていました.
ウェット班では,RNA抽出や電気泳道などの実験を体験してもらいました.
研究室では,プロトコルや論文などの資料を整理したり,机のまわりの片づけをしていました.
来年度へ向け研究室が動き出しました.就職活動をしている人は,研究と両立できるように頑張っています.院進する人は,学会に向けて研究を進めています.新4回生は,まだ分からないことも多いようですが,真剣に説明を聞いてくれたり,質問を積極的にしてくれたり頑張っています.来年度も良い研究室生活が送れるようにしたいです.
(O.Y)
修論公聴会・卒論発表会
修論公聴会は午前9:30に開始で、予鈴11分、本鈴12分、終鈴15分の、発表12分質疑応答3分の構成でした。
本研究室のM2の方々は、それぞれ午前の部と午後の部に分かれて発表を行われました。M2の方々の発表はさすがで、スライドの見やすさ・分かり易さであったり、発表における態度であったり、質問への対応であったりと様々な点で我々学部生のそれとは段違いの出来でした。
ちなみに後述する卒論発表会と違って外部の先生方もいらっしゃるので、発表する側の緊張感も一入です。中には、終わった途端顎が外れてしまった方もいたそうで、発表中でなくて良かったと思います。
1日あけて、2月22日は卒論発表会でした。
3研究室の合同で、卒業論文をスライドで発表します。
午前10:00から始まり、予鈴7分、本鈴8分、終鈴10分の、発表8分質疑応答2分の構成でした。
この時間は、発表者の次の次の次に発表する者が時間を計り、発表者の次の次に発表する者がベルを鳴らすのですが、次に発表する者は前で待機するだけです。この待機する時間は非常に緊張しました。実際、発表するとき私はピンマイクの電源を入れるのを忘れて話し始めようとしてしまいまたし、気付かずにそのまま話を始めてしまった発表者もいたほどです。
※発表前にピンマイクの電源を入れている様子。写真のようにピンマイクの電源を入れるのは、ついつい忘れがちです。
ただ本研究室では人の前で発表する機会が他の研究室と比べて多く設けられているため他の研究室に比べれば慣れている部分もあり、質問への応答にはそれが現れていたと教授はおっしゃっていました。確かに、何のためにその研究を行っているのかなど、発表後の質問に対して他の研究室の学部生は対応に苦慮していました。それと比べると、本研究室の学部生は質問へそつなく対応できていたように思います。
発表会が終われば、新たに配属される3回生たちへの引き継ぎが始まります。
昨年度よりも多くの学部生が配属されるため、休憩室も普段よりギチギチです。なお写真の右手前の2人は4回生です。
机も足りないので補充のためにスペースを空けました。
引き継ぎのスケジュールはややタイトですが、彼らが無事に研究を始められるようサポートしていきたいと思います。
(N.Y)