寒暖差

10連休だったゴールデンウィークも振り返るとあっという間に終わりました。

伊藤研のメンバーはゴールデンウィーク期間中、帰省したり近場に出かけたりとそれぞれ楽しい連休を過ごしたようです。連休明けは普段と変わらず、研究や実験に勤しんでいます。

 

 

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5月に入り朝晩と昼間の寒暖差が激しく困ります。特に昼間は夏日を記録している日が多く6月から7月なみの暑さです。その為、体調がスッキリしない日があります。

寒暖差が激しいと、気温差に対応しようと身体から多くのエネルギーを消費し疲労が蓄積されます。そうなると自律神経がみだれ、肩こり・めまいなど色んな不調に繋がっていきます。対処法は様々ありますが、今私が注目しているのは筋膜リリースです。

筋膜とは筋肉を包む膜のことです。筋膜は薄く、体全体に張り巡られている柔らかい組織です。しかし、環境の変化やストレス、長時間同じ姿勢でいると、筋膜同士がくっついてしまい硬くなります。そうすると凝りや痛みの原因にもなり、筋肉の柔軟性の低下にも繋がります。筋膜や筋肉の本来の柔軟性を取り戻すためには、ストレッチだけでは解消されません。筋膜にアプローチする筋膜リリースがより効果的なのです。筋膜を解きほぐすことを筋膜リリースといいます。主に筋膜を引き剥がしたり、こすったりすることで筋膜がほぐれ筋肉の柔軟性アップに繋がります。

キャンパス内にあるスポーツ健康コモンズでは、2019年度春学期からお昼の時間帯に筋膜リリースのレッスンのみエポックにて開講しています。

ここではテニスボールやストレッチポールを使って体をほぐしています。スポーツ健康科学部の学生さんが分かりやすく丁寧に指導してくれるので、はじめての人でも気軽に参加でき、何より20分だけなのでお昼の休憩中に受講できます。身体が疲れているときに学内で筋膜をほぐせることは本当にありがたいです。私は自宅でもテニスボールとストレッチポールで筋膜をほぐしています。特にテニスボールを足の裏にあてると、最初は少し痛みがありますが終わったあとスッキリします。私にとってはテニスボールの硬さがちょうどいい加減で気持ちいいです。

 

 

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これから暑い夏がやってきます。研究室の中は線虫がいるため適温を維持していますが、一歩外に出たら暑さがすごいです。伊藤研のメンバーも寒暖差で体調を崩さないよう、筋膜リリースをして健康を維持しましょう。