来年度へ向けて
今週一週間は、大きなイベントこそなかったものの、来年度へむけての準備が進められていた一週間となりました。
就職活動などで遅れていた席決めにおける要望が出そろい、それにともなって空けていたスペースにPCを設置しました。
これで、来年度の研究室の座席の準備も完了しました。
並行して、Dry班になる予定の新四回生にはM1やM2が自作した演習課題を渡しています。テーマもおおよそは決まっているので、それぞれ学んでおいた方が良い要素を織り込んで演習問題を作っています。
新四回生達も頑張って解いていて、想定より早くこなした人もいたのでこちらも新たに演習を作ったり、疑問点に答えたりと、対応しがいがあります。
Wet班も来年度に向けて準備が進んでいるようです。
写真は研究に不要になった大腸菌や線虫を廃棄しにいく様子です。大腸菌も長期間保存したり使っていたりすると突然変異を起こしやすくなって、使い辛くなるらしいです。私は実際に使っているわけではないのでそのあたり定かではないのですが…
こちらは次世代シーケンサーの写真です。
写真の通りWashingとなっており、洗浄中の写真です。次世代シーケンサーも1月に1回ほどの間隔で内部を洗浄しないと、使ったサンプルの"カス"が残って正確な測定が出来なくなるそうです。
練習用の問題や、実験機材の点検など、Dry班、Wet班ともに来年度へむけて準備が着々と進んでいる様が見えた1週間でした。(N.Y)
学外発表と引き継ぎ
3月4日に行われた滋賀大学との卒論・修論合同発表や、
3月7日に関学の上ヶ原キャンパスにて開催された
関西4私大シンポジウムでの発表など、イベントが
盛り沢山な1週間となりました。
1年間、あるいは3年間の集大成の発表です。みんな堂々と発表することが出来ました。修士の先輩の発表はとても分かりやすく、私たちのこれからのお手本となるような発表でした。
また、新4回生も座長やタイムキーパー、照明で活躍してくれました。
休み明けにポスターを刷り、関西4私大シンポジウムへと向かいました。
このシンポジウムは一般向けとのこともあり、分かりやすく生命現象の面白さを伝えるような口頭発表が行われました。
口頭発表の合間にポスター発表も行われました。
少人数での研究成果の議論は、発表するのも発表を聞くのもとても勉強になります。
研究室では新4回生の研究テーマ決めや座席決めが行われました。
これからの1年間、一緒に頑張っていきましょう!(N.T)
来年度に向けて
3月に入り来年度に向けて引き継ぎや後片付けを本格的にはじめました.伊藤研には,ドライとウェットの研究を行っているので,新しく研究室に配属されたら両方を体験してもらっています.両方を体験したうえで,自分のやりたいテーマを見つけ研究してもらいます.
ドライ班では,この研究室で行われている解析方法やプログラミングについて教わっていました.
ウェット班では,RNA抽出や電気泳道などの実験を体験してもらいました.
研究室では,プロトコルや論文などの資料を整理したり,机のまわりの片づけをしていました.
来年度へ向け研究室が動き出しました.就職活動をしている人は,研究と両立できるように頑張っています.院進する人は,学会に向けて研究を進めています.新4回生は,まだ分からないことも多いようですが,真剣に説明を聞いてくれたり,質問を積極的にしてくれたり頑張っています.来年度も良い研究室生活が送れるようにしたいです.
(O.Y)
修論公聴会・卒論発表会
修論公聴会は午前9:30に開始で、予鈴11分、本鈴12分、終鈴15分の、発表12分質疑応答3分の構成でした。
本研究室のM2の方々は、それぞれ午前の部と午後の部に分かれて発表を行われました。M2の方々の発表はさすがで、スライドの見やすさ・分かり易さであったり、発表における態度であったり、質問への対応であったりと様々な点で我々学部生のそれとは段違いの出来でした。
ちなみに後述する卒論発表会と違って外部の先生方もいらっしゃるので、発表する側の緊張感も一入です。中には、終わった途端顎が外れてしまった方もいたそうで、発表中でなくて良かったと思います。
1日あけて、2月22日は卒論発表会でした。
3研究室の合同で、卒業論文をスライドで発表します。
午前10:00から始まり、予鈴7分、本鈴8分、終鈴10分の、発表8分質疑応答2分の構成でした。
この時間は、発表者の次の次の次に発表する者が時間を計り、発表者の次の次に発表する者がベルを鳴らすのですが、次に発表する者は前で待機するだけです。この待機する時間は非常に緊張しました。実際、発表するとき私はピンマイクの電源を入れるのを忘れて話し始めようとしてしまいまたし、気付かずにそのまま話を始めてしまった発表者もいたほどです。
※発表前にピンマイクの電源を入れている様子。写真のようにピンマイクの電源を入れるのは、ついつい忘れがちです。
ただ本研究室では人の前で発表する機会が他の研究室と比べて多く設けられているため他の研究室に比べれば慣れている部分もあり、質問への応答にはそれが現れていたと教授はおっしゃっていました。確かに、何のためにその研究を行っているのかなど、発表後の質問に対して他の研究室の学部生は対応に苦慮していました。それと比べると、本研究室の学部生は質問へそつなく対応できていたように思います。
発表会が終われば、新たに配属される3回生たちへの引き継ぎが始まります。
昨年度よりも多くの学部生が配属されるため、休憩室も普段よりギチギチです。なお写真の右手前の2人は4回生です。
机も足りないので補充のためにスペースを空けました。
引き継ぎのスケジュールはややタイトですが、彼らが無事に研究を始められるようサポートしていきたいと思います。
(N.Y)
息抜きも大事
来週の2/20に修論公聴会,2/22に卒論発表会があるので,毎日発表練習をしています.学生同士で発表練習や発表に関する意見交換をしています.
決まった発表時間の中で,自分の伝えたいことを相手に理解してもらうことは難しいことです.先生に発表を聞いてもらうことで,問題点を指摘してもらいました.先生の的確な指摘によって学生同士では気づけないこともわかります.
研究や発表練習で忙しいときでも,たまには息抜きが必要です.ポップコーンを作ってみんなで食べました.容器にポップコーンを入れて,レンジでチンするだけで簡単に作れます.
研究室の中には,食べ物を食べたり談笑したり出来るスペースがあります.昼ごはんを一緒に食べたり,ポップコーンを作ったりして遊んだりします.日々,みんな仲良く楽しく研究をしています.
(Y.O)
卒業論文提出
今週の伊藤研は、週末の卒業論文提出に向けて各々が自分の研究内容をまとめている姿がよく見られました。
そんな中、月曜日の報告会では4回生2名の論文紹介が行われました。
それぞれ分野の異なる論文を紹介するため、研究の視野を広げる良い機会となっています。
卒業論文を仕上げるにあたり、同級生や先輩、先生に添削してもらってどんどん卒業論文らしくなっていくのと同時に、普段から多くの人に支えられて研究していることを実感します。
無事にみんなで卒業論文を提出することが出来ました!
最後に、2017年3月7日に四私大合同生命科学シンポジウムが開催されます。このシンポジウムは関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学といった関西の四私大が集結し、口頭発表やポスター発表を行います。
生命科学に興味のある方は是非いらしてください!
第9回 BKCバイオインフォマティクス研究会
今週は2月1日に上記の研究会がありました。生命情報学分野において活躍されている先生方から,最先端の研究についてお話を伺えました。
12月に理研での合同発表でお世話になった大浪先生にも公演して頂きました。伊藤研でも扱っている線虫を含む生物に対する情報生物学的なアプローチによる研究について発表されていました。
学生もこのように集中して発表を聞いていました。
立命館大学の先生方も発表をされていました。
今回の研究会は,学生にとって卒論・修論や今後の研究において参考になるようなお話を聞く事が出来た貴重な機会となりました。今後もこのような機会があれば,積極的に参加していきたいと思います。
ちなみに,来週が卒論の提出期限です。ここからが踏ん張り時なので,気を引き締めていきたいと思います。