梅雨入り

先週、近畿の梅雨入りが発表されました。今年は平年より1日早く、昨年よりは14日早い梅雨入りだそうです。

梅雨の時期はカビや菌が繁殖しやすいので食中毒に気をつけなければいけません。台所で調理するときは勿論、カビや菌が繁殖しないように洗濯物を干すときにもひと工夫する必要があります。

また、気温や気圧の変化が激しいので体調を崩しやすい時期です。気圧が下がると自律神経やホルモンのバランスが乱れ、偏頭痛や関節痛、だるさ、疲労感などが起こりやすいです。そんな症状を「気象病」という人もいます。気温や気圧と上手く向き合いながら体調管理する事が大切です。

 

私は暑さが苦手なのでついつい冷たいものを口にしたり、涼しい所を求めてしまいますが、内臓を冷すと消化不良になり太りやすいので、最近は常温または温かいものをとるように気をつけています。

また体を冷しすぎると浮腫みやすくなるので、体温調節できるよう空いた時間に体を動かしています。

研究室は線虫を扱っているので1年中一定の温度を保っています。毎日温度が変わらないので研究室のメンバーは服装を調節しながら体調管理しています。同時に、昼食にも気を使っています。お酢を飲んだりサラダやサプリメントを取ったりと各自健康面も気をつけています。

 

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研究室に限らず世界的に年々健康に対しての意識は高まっています。WHO(世界保健機関)が2017年5月に公開した世界保健統計では日本が平均寿命ランキングで1位でした。日本は長寿大国と言われています。近年では2000年にWHOが健康寿命を提唱してから寿命を延ばすだけではなく、いかに健康的に生活できるか関心が高まっています。

健康寿命は、介護を受けたり病気で寝たきりにならず、自立して健康に生活できる生存期間のことをいいます。

食生活や医療の向上で寿命が延びていますが、健康的に生活しながら長生きできることが理想です。滋賀県も地域と一体になって健康寿命を延ばすプロジェクトに取り組んでいます。

私は運動を通して高齢者と関わることがありますが、本当に皆さんお元気で楽しそうです。楽しむことも健康の秘訣だと思います。

研究室のメンバーも歳を重ねる毎に、今以上に健康の重要性・必要性を実感する日がきます。いつまでも健康に過ごせるよう引き続き食生活、体調管理には気をつけましょう。そして研究や学生生活を楽しみましょう。

 

 

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