生命情報学・中高生体験講座

 先週の日曜日、生命情報学・中高生体験が開催されました。約30人の中学生と高校生にご参加いただきました。生命情報学とは、生命科学と情報学が融合した新たな学問分野です。これまでの生物の実験というアプローチに加えて、その実験データをコンピューターで解析することにより生命の仕組みを解明しようとします。今回の体験講座では生命情報学という新しい学問分野に触れてもらい、興味をもっていただくために実施されました。

 

 一つ目のテーマは、"植物からゲノムをとってみよう"です。普段食べているバナナからゲノムを抽出することで、体感的にゲノムを理解することが出来ます。二つ目のテーマは、"生命の設計図ゲノムを見てみよう"です。ゲノムの基本となるDNA配列を3Dグラフィックスで立体的に操作・観察することで、視覚的にゲノムを理解することが出来ます。

 

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(バナナからゲノムを抽出してもらう体験)

 

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(3DグラフィックスでDNAを操作・観察する体験)