立命館大学 生命科学部 生命情報学科 体験実習
先日、生命情報学科の体験実習が行われました。
たくさんの中学生と保護者の方々、並びに先生方に来ていただきとても嬉しく思います。
内容は3つ。1「生命のゲノムを見てみようーゲノムの基本となるDNA配列を視覚的に
体験しようー」
2「植物からゲノムをとってみようー普段食べている野菜や果物からゲノ
ムを抽出して観察しようー」
3「最先端機器の見学」
今回私は広報活動のため、2の写真撮影をしながら見学をさせてもらいました。
その内容をお伝えしたいと思います。
(バナナからDNAを観察しよう)
1. バナナのDNAの抽出液を作ります
2. バナナをつぶします
3. DNAを抽出します
4. エタノールでDNAを見えるようにします
数分放置しておくと、白いもやもやとしたものが浮き上がってきます。
これがDNAです。
「DNAを抽出する」
この言葉だけを聞くととても難しいことのように思えます。しかしこの実験は身の回りにあるもので行うことができます。
確かに生命科学というととても難しいことのように思えますし、実際に生物や植物の仕組みはとても複雑なものです。しかしこのような身近なところから興味を持ってくれる子供たちが増えてくれればいいなと思います。
生命情報学科ではこれからもこのような活動を通して多くの方に、この分野で活躍することの楽しさや喜びを伝えていくことができたらと思っています。