大学生活と人とのつながり

 今日からゴールデンウィークがはじまりました。2日間の雨の後、やんでくれたのはうれしいのですが、風が強く少し肌寒く感じます。私は今日も一日線虫のお世話をしつつ、息子のお世話をしつつ、新しいことを学んで行きたいと思います。

 

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 情報生物学研究室の前にある白板には、いつも何かしらの質問が書いてあって、何だか楽しいです。何も考えない一日よりも、何かを考える一日の方が楽しいなと思わせてくれるこの白板を毎日ほほえましく思いながら見ています。

 廊下の窓からは植えて間もない桜の木が見えるのですが、この木が大きくなるころには私も少しは成長してるのだろうか・・・

 

 

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 今週は1回生が「生命情報学基礎演習」の授業の一環で、研究室に来ていました。3回生になって研究室を選ぶ際のことなど、実際に研究室にいる人に直接聞く機会があることはとてもいいことだと思いました。1回生の質問に答えたり、研究の進め方を説明したり。

 情報生物学研究室では研究室に配属されてから、ドライ(パソコンによるシュミレーションにより研究を研究を進めていく)か、ウエット(実際に実験をする)かを自分で選択ことができます。生物の仕組みはとても複雑なもので、この二つを組み合わせることでよりスピーディに研究が進むとされています。研究室の学生たちはそれぞれの利点や難点、なぜそちらを選んだかなど、わかりやすく1回生に説明していました。その説明を聞いていると、やはり大学院生は学会に行ったり、他大学との合同発表会を行ったりしているので、説明がとても上手で的確だなと思いました。研究室で学ぶことは研究だけでなく、ディスカッション能力や、コミュニケーション能力といった就職活動や社会に出てからとても重要なことがたくさん学べます。

 伊藤先生は研究は勿論、社会に出てから通用する人材を育てることにも大変力を入れてくださっている先生です。理系の大学を目指す高校生や、親御さんたちにも、研究室の魅力が伝わり、興味を持ってもらえたらいいなと思います。

 昨日は卒業した先輩が出張で滋賀県に来ていたそうで、研究室に立ち寄ってくれました。実際に就職して働いてる身近な先輩に話を聞く機会を持つことで、学生たちも具体的な自身の将来像が見えてくる1つのきっかけになるのかなと思いました。

 こうした1つ1つの人との繋がりは現在の自分が学ぶことはもちろん、未来の自分にとってもとても大切なことだと思います。私自身も人との繋がりで仕事と家庭を両立させることができ、楽しい毎日を送らせていただいています。

さて、今日も1日真剣に取り組みつつ、楽しみます。