先輩たちから新4回生へと
ここ数週間、研究室では様々な引継ぎが行われていました。研究内容や実験方法、計算機の触り方、そして色々な当番に至るまで。
バタバタとした毎日ですが、上級生たちも新4回生たちも自分のするべきことに向かって一生懸命頑張っているのを見ると私も頑張らないとと思います。またそれをさりげなくフォーローしている先生方を見ていると、子供たちを社会へ送り出す準備のお手伝いができる仕事はとてもすばらしいなと思います。とりあえず私は小学生のやんちゃな息子を育てることが一番の任務ですが・・・難しいです。
学生たちはやるべきこと、覚えるべきこと、伝えなければならないことがたくさんある中で、私の初歩的な疑問にも丁寧に答えてくれます。おかげでこの数ヶ月間で、今まで知らなかったことをたくさん知ることができました。知らなかったことを知ることはとても楽しいことです。そういった意味でも、生命の成り立ちを解明して行くこの分野にはまだまだ可能性があり、発見して行く楽しみがたくさんあると思います。好奇心旺盛な若い人たちがこの分野に興味を持ってくれればうれしく思います。
仕事も研究も1人の力には限界があります。情報生物学研究室では研究は勿論ですが、楽しみながら頑張ることや、お互いにフォローし合いながら物事を進めていくというとても大切なことを学ぶ場にもなっていると思います。
いよいよ来週は卒業式です。