ロカボ食

台風が多かった9月も終わり、10月に入ってから段々と秋めいてきました。秋というキーワードで考えると読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋があります。

その中でも私はやっぱり食欲の秋ですかね。

旬の食べ物といえば沢山ありますが、秋は何を食べても美味しいのでついつい食べ過ぎてしまいます。美味しく食べられることは健康な証拠ですが、度を過ぎてしまうと体に異変が出てしまうので気をつけなければいけません。なぜ人は食べ過ぎてしまうのでしょうか。

 

 

食べ過ぎの原因は様々ですが、噛まずに早食いすること、食事にあまり時間をかけないことが私にとって一番大きな原因かと思います。

お腹が空いている時に目の前に食物があったら、次々食べてお腹を満たそうとします。その場合早食いになり、あまり噛まないので満腹感がなく食べる量が増えます。食べている間満腹感はなく、食べ終わった後に一気にお腹が苦しくなります。あとで後悔するのですが、中々習慣を変えることができません。急に食べる量を減らすとリバウンドしやすくストレスにもなるので、何か自分に合った食生活ができるものはないのかと調べているとロカボ食に出会いました。

ロカボとは糖質(糖、炭水化物)を制限した食事のことです。

そしてロカボ食=おいしく楽しく適正糖質です。

カロリー制限とは違って低糖質な食品であれば、カロリーや脂肪分を気にする必要はないのでストレスが少ないようです。

ロカボが推奨する1日の糖質摂取量は70~130gです。

ロカボで期待される効果は、体重の改善、高脂血症の改善、血圧の改善、血糖値の改善です。

健康的に年齢を重ねることを目標にしている私にとって、無理なく日常生活に取り入れられると聞き、それなら私にも続けられるのではないかと思い最近始めました。私の場合昼食は大学で購入したお弁当などを食べているので、3食全てロカボ食ではありませんが、大好きなご飯を半分に減らし、ロカボマークがあるデザートをスーパーやコンビニで探し食べています。商品を探すのも楽しみの一つになっています。糖質が制限されている分甘さ控えめですが、美味しいのでこれで効果があれば本当に有難いです。

伊藤研究室のメンバーも食事に気をつかっています。これから先段々と体質は変化するので今から気をつけることはとてもいいことですね。

 

 

 

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今伊藤研究室では10/29の中間発表に向けて一生懸命準備しています。一生懸命だからこそ色んな意見、アドバイスが飛び交います。

伝えたい思い、理解する気持ち。人と意見を交わすことで成長するきっかけが沢山あると思いますので、10/29の中間発表に向けて引き続きみなさん頑張りましょう。

 

 

 

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秋学期

いつの間にか夏休みも終わり、9月26日から後期がスタートしました。

今日はお昼から玉川中学校の学生達が、立命館大学キャンパス内のバイオリンクにやって来ました。エタノール、食塩水、水、洗剤をバナナと混ぜてDNAが見える実験を行いました。今回の実験で見えたDNAは人の体にもある事を伝えると、中学生達はとても驚いていました。伊藤研究室の先生や学生と、地域の学生が交流することはとても素晴らしいことだと思います。今回の実験で生物に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

 

 

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地域の方との交流といえばBKCスポーツ健康コモンズでもスポーツを通して交流活動を行っています。プログラムサービスという有料プログラムにはなりますが、春学期はとても盛況だったようで秋学期も引き続き行うそうです。期間は10/1~3/15までです。

 

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秋学期のイチ押しレッスンはUBOUND(定員15名)です。

UBOUNDとは、個人用のミニトランポリンを使って全身運動を行うエクササイズです。1回のレッスンで400~900kcal消費することができます。トランポリンの上で動くので足腰の負担も少なく、誰でもできる運動です。

実際にスポーツ健康コモンズに行き、インストラクターにお話を伺いました。

 

Q:UBOUNDの効果をズバリ教えてください。

A:UBOUNDの効果は沢山あります。

代謝がUPするので、脂肪燃焼やセルライト除去といった効果があります。また、リンパの流れもよくなり、腸の働きが活発になるので健康的な体作りに繋がります。

そして何より、暗闇と光の融合の中、アップテンポな曲に合わせて体を動かずので、ストレス発散になり気持ちがスッキリします。

 

Q:春学期は月替わりのレッスンでしたが、キャンセル待ちがでるほど好評だったそうですが、キャンセル待ちをしない為にはどうしたらよいですか?

A:フリーパスでご登録していただくと、前日に予約ができる特典がありますので、早めにご予約いただけると大丈夫と思います。

1DAYパスの方は当日のみの予約ですので、もしかしたらキャンセル待ちになるかも知れません。

 

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お忙しい中お話を聞かせていただきありがとうございました。

トランポリンと言えば飛び跳ねるイメージですが、UBOUNDはトランポリンの上で踏ん張るような動きをします。下肢の筋肉にアプローチするので、カロリーがかなり消費してダイエットにも効果的のようです。

私は体力にあまり自信がありませんが、ぜひ受講したいと思います。

伊藤研究室のみなさんも、ぜひ一緒に運動しましょう。

「線虫研究の未来を創る会」に参加しました

9/14-15の2日間、伊藤先生と久保田先生、そして伊藤研究室のみんなと一緒に、静岡県三島市にあります国立遺伝学研究所にて行われた「線虫研究の未来を創る会」に参加しました。私は学外活動が初めてだったのですが、「線虫研究の未来を創る会」は今回が第1回目ということで、大変貴重な会に参加することができました。

 

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今回開催されました「線虫研究の未来を創る会」は、

・若い学生の日本語での発表機会を設ける

・新しい技術の導入・情報交換を行う

・新たに線虫を使った研究を考え、コミュニティに入るきっかけ作りにする

・若手研究者の奨励

・所属グループ以外のPIと交流する機会を設ける

・線虫グループのPIが顔を合わせる機会を設ける

といった内容を目的とし実現されました。

 

14日は口頭発表が行われました。壇上に立ち口頭発表をされた直後質疑応答があるのですが、みなさん堂々と返答されていました。

私にはとてもレベルの高いお話でしたが、スキルの高い方達のやり取りを聞いているだけで刺激を受けました。線虫の面白さは何なのか気になりました。

その後ポスター発表がありました。沢山の人が各ポスターの前で様々な議論を交わされていました。伊藤研究室のみなさんもポスターの前で他大学の学生や先生と様々な議論を交わしていました。私もせっかく来たのだから何か質問したいという気持ちにかられました。一人の女性に線虫の魅力について聞いてみました。何がきっかけで線虫に興味を持ったのかはあまり記憶にないそうですが、線虫がもっている可能性を追求することが面白いというお話を聞いてわかるような気がしました。

線虫ではありませんが私にも経験があります。始めたきっかけはささいな事でしたが、やっている内に虜になって追求したくなるのです。何かを追求し続けることは大変ですが、楽しいと続けられます。夢中になれることに出会えることはとても幸せなことです。

 

 

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全ての発表が終わった後は懇親会がありました。他大学の学生と食事をしながら研究についてのお話をしていました。

会場のいたみなさん、疲れも忘れて笑顔で楽しそうでした。

日常では味わえない時間を過ごせてとてもよい経験になりました。

ありがとうございました。

 

台風について

暑かった8月もやっと終わりました。今年は観測史上最速の梅雨明けということもあり夏が早くやってきました。一体この猛暑はいつまで続くのかと思っていましたが、9月に入ると35℃を超える日はありませんが蒸し暑いです。台風の影響でしょうか。

つい先日の台風21号は予想通り非常に勢力の強い台風だったので、無事に通過することだけを願っていました。

伊藤研究室のみんなは台風の被害もなく無事だったので安心しました。台風通過後の翌日、道を走っていると木が倒れていたり、信号が曲がっていたり、トタン屋根が飛んでいたりと台風による被害を目にしました。数時間の出来事がこんなにも大変なことになるのだと思うと自然の脅威を感じました。台風が発生した時どのような行動をとるべきなのか、防災について改めて勉強する必要があると思いました。早速調べてみました。

 

☆台風が発生した時とるべき行動

・外出しない

・避難する場合は周囲の状況を判断し行動する

・停電なる場合もあるので階段を使う。

・河川や水路、山など急な斜面には近づかない。

 

☆台風に備えて準備すること

・自転車・バケツ・植木・洗濯バサミなど、置きっぱなしになって吹き飛ばされる物

 は  事前に室内にいれる

・窓が割れないよう事前に雨戸やガムテープなどで補強する

・飲食物を準備する

・服・靴下・タオル・救急セットなどを準備する

・携帯・バッテリー・懐中電灯などを準備する

 

上記以外にも沢山あります。備えあれば憂いなしですね。

 

 今年は平年よりも台風の発生ペースが速く、8月だけで9回、1月から8月までで21回発生しています。

近年、異常気象とよくいいますが、異常ではなくこれが通常になるのではと心配になるほどです。

今日も雨が降ったり止んだりとスッキリしない天気です。

 

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来週9月14日・15日に、静岡県三島市にあります国立遺伝学研究所にて「線虫研究の未来を創る会」が開催されます。

伊藤研究室ではM1・M2・DRの5人がポスター発表をします。

今日もポスターを作成するのに頑張っています。

今回私は初めて参加させていただきます。今までポスター発表をしている写真はよく目にしていますが、実際に発表する姿を直接見るのは初めてなのでとても楽しみにしています。次回のブログで伊藤研究室のみんなの様子をお伝えできればと思っています。

発表するみなさん!準備頑張ってください。

 

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ISMB conference (Bulletin 5)

Intelligent Systems for Molecular Biology (ISMB) is the annual international conference held by International Society for Computational Biology (ISCB). It accommodates researcher in developing bioinformatics and computational biology fields to solve molecular biology problems. This year, the conference takes place in Chicago, USA, and we (five people from information biology laboratory under Prof. Masahiro Ito) have an opportunity to participate and present our research progress to the community. It was a wonderful experience for us. Since ISMB have plentiful interrelated tracks to follow, including machine learning, structural biology, ontologies, microbiome, data visualizations, network biology, computational mass spectrometry, regulatory and systems genomics, evolution and comparative genomics, computational modelling, function annotation, medical informatics, integrative RNA and many more, thus we could have a discussion and new knowledge from many viewpoints.

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Personally, I think ISMB was a well-organized conference. There were many programs that have been provided by the committee. Before the main conference schedule, there were a student council symposium and workshop which is a part of the ISCB program. The main conference itself, ISMB, was held in four days from 6 to 10 of July. Besides the oral, poster, and keynote presentation, there were also a career fair and art and science exhibition at the conference. I really enjoyed the conference besides the tight schedule of the session of the conference. Since ISCB has developed an app which provides any information related to the conference, we could easily check the schedule and the abstract of the presenters. Moreover, we also could check the slides of the presenters in case we miss the presentation.

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In this conference, I presented a poster presentation about the evolutionary dynamics of intrinsically disordered Cip/Kip proteins. Intrinsically disordered proteins (IDPs) are a unique protein. They are characterized by low sequence complexity of amino acid compositional bias, and the high proportion of particular charged and polar amino acids. Those characteristics have made IDPs conformation to be flexible, unable to fold spontaneously into three-dimensional structures. The study on IDPs evolution has been seizing a lot of concern, especially on their amino acid rates of substitution compared to ordered proteins. A vast majority of literature has explained that, generally, the IDPs evolve more rapidly than the ordered proteins. Cip/Kip proteins themselves are IDPs that can accommodate multiple biological roles. Since they are multifunction proteins that have a tendency to evolve rapidly over time, the study on this topic maybe could provide important information about genome evolution in general. On the other hand, one main keynote speaker presentation in ISMB was focus on the IDPs. It was a great pleasure for me, since I could follow the current issues of IDPs study.(MF)

明日から夏休みです

夏の風物詩といえば何を思い浮かべますか?

蝉、風鈴、かき氷と様々ありますが、私は花火です。

今年も滋賀県ではで7月から各地で花火大会が開催されています。

 

最近では、8/7に大津市で2018びわ湖大花火大会が開催されました。

今年は「虹色の旅へ。滋賀・びわ湖」をテーマに、約1万発の花火が大津港沖から打ち上げられました。びわ湖の湖面に映る花火もとても綺麗で、約35万人の人々がびわ湖の花火に魅了されていました。

伊藤研究室のメンバーも花火を観に大津まで足を運んでいました。

 

8/17は建部大社船幸祭があります。建部大社から担がれた大神輿、子供神輿を御座船に乗せ、約20隻の警固船に守られながら瀬田川を下ります。御輿船が帰還する頃から、瀬田の唐橋周辺で約1000発の花火が打ち上げられます。唐橋から観る花火もお勧めです。

 

 

 

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8/2、6の大進捗も終え、明日から伊藤研究室はしばらく夏休みです。

今日は夏休み前ということで、休憩室をみんなで掃除しました。

定期的に掃除はしていますが、いざ机や椅子、冷蔵庫を移動して大掃除してみるとあちこち汚れていました。

みんなで手分けして掃除機や拭き掃除をしたので休憩室はとてもきれいになりました。きれいになると気持ちがスッキリします。

 

掃除をしているとふと5Sという言葉が頭に浮かびました。

5Sとは整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったものです。

掃除や片付けで環境をきれいにする美化活動ではなく、職場が抱える課題を解決するための改善活動です。

職種にもよりますが、知っておくことは良いことだと思います。

会社が取組んでいることだからするのではなく、普段から心がけることで、自分のステップアップにも繋がります。

この先、会社という組織の中で仕事をする人が殆どですが、自分らしさが発揮できる環境で働けたらいいですね。

 

 

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 前期も終わり9月26日から後期がスタートします。

今年の夏休みが学生生活最後の夏休みの人もいます。伊藤研究室のみなさん、楽しく充実した夏休みを過ごしましょう!

そしてまだまだ暑い日が続くので、体調管理には引き続き気をつけましょう。

シカゴ!!!!(4)

 今回のブログでもシカゴで行われた国際学会(26th Intelligent System for Molecular Biology)についてお話します。今回は初海外かつ初学会である私の主観を書かせていただきます。

 この26th Intelligent System for Molecular BiologyISMB)はInternational Society for Computational Biorogy(ISCB)という国際的な非営利団体が主催した学会です。このISCBは計算を用いて生命システムへの理解を深める事を使命として掲げている団体です。私達の所属している生命情報学コースの様々な研究室と理念が近いですね。というわけで、私達も参加する運びとなりました。

 

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 まずは参加するために飛行機で移動を行いました。初めに伊丹から成田に向かい、次に成田からシカゴのオヘア空港に向かいました。飛行機に乗る事が7年ぶりで内心興奮しており、気づいたらすぐにシカゴに着きました。嘘です。14時間程乗っていたので途中で飽きていました。その後電車等を駆使してホテルに向かいました。先輩は疲労のあまり魂が抜けていました。f:id:jyouhou-seibutugaku:20180731105237j:plain

 

 学会では様々な研究発表の公演がされており、ポスターが所狭しと掲示されていました。印象として、昨今話題の機械学習を用いた様々な解析ソフトの作成や生命現象に関わるデータベース作成の実例・更新といった内容が多く見られました。f:id:jyouhou-seibutugaku:20180731110115j:plain

 

 そしてついに、ポスター発表を行いました。初めての発表で非常に緊張していました。「世界的権威が来たらどうしよう」「内容が頭から飛んだらどうしよう」そんなことばかり考えていました。しかし、聴衆はやってきません。私はとある作戦を思いつきました。ギブアンドテイク作戦です。私と同じ様に暇を持て余した発表者に声をかけ、発表を聞き、その後私のポスターまできていただくというものです。ちょっとは分かる内容が良いなと考えて探し回った所、私の元同期や現後輩が行っているテーマが絡んでいるポスター発表を行っている美人さんを見つけました。「キャンユーテルミーユアリサーチ?」めちゃくちゃな英語で伺ったところ、快諾してくださりました。その方のポスターや説明は非常にわかりやすかったです。質疑も行い、いよいよ作戦決行です。「アイウォントショウマイリサーチフォーユー。アーユーオーケー?」私がまためちゃくちゃな英語で聞くと、彼女は笑顔で「OK!」と快諾してくれました。原稿を覚えただけのめちゃくちゃな発表をしてしまいましたが、彼女は「Very interesting! Your English is very good!」と言って下さりました。

 

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 学会期間はあっという間に過ぎ去り、帰りの飛行機では見逃した映画を鑑賞して帰国しました。

 

 私は今回の学会で2つの事を学びました。1つ目は様々なバイオインフォマティクスツールの仕組みや、2つ目は自分から声をかける積極性です。12月の頭には後輩たちも学会に参加するそうですので、今回学んだことを後輩たちに伝えられるように頑張ります。(S.K