毎日暑い!!

今年は梅雨明けも早く猛暑日が続いています。

毎日朝から「暑い!」という言葉を何回発しているのかわかりません。草津市では7/8以降今日まで毎日30℃を越えています。

学内を移動するだけでも暑くて汗が止まりません。

 

 

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気温の高い日を伝えるのに3種類の気報予報用語があります。

最高気温が25℃以上の日を夏日、最高気温が30℃以上の日を真夏日、最高気温が35℃以上の日を猛暑日と呼びます。

最近35℃を超える日がほぼ毎日なので、猛暑日熱中症の話を聞かない日はありません。また、ここ数年熱中症対策を呼びかけていますが、私の子供の頃は熱中症という言葉を殆ど使用することはなく、日射病という言葉をよく使用していました。日射病と熱中症の違いは何でしょう。

 

日射病は、直射日光に長時間当たることで発生する体温適応障害のことです。つまり炎天下の屋外で発生する症状のことを指します。大量の汗をかき脱水症状になり、体温調整の機能が低下し、頭痛、めまい、倦怠、けいれんなどの症状が起こります。

熱中症は、高温多湿の環境で発生する体調不良のことです。熱中症の種類の一つとして日射病があります。熱中症は屋外だけでなく室内でも起こります。熱中症の症状は、手足のしびれ、筋肉のけいれん、こむら返り、頭痛、吐き気、倦怠感、大量発汗などがあります。

 

気象庁は今年のこの暑さを「命の危険がある暑さ。一つの災害として認識している。」と発表しています。テレビやラジオでは適度な温度でエアコンを使用することを勧めています。ちなみにエアコンは立ち上がる時が一番電気を使うので、30分程度の外出ならエアコンを切らずにつけっぱなしの方が電気料金は安いそうです。エアコンの使用頻度はそれぞれ違いますが、伊藤研究室では線虫を扱っているので、1年間一定の温度を保っています。快適な温度の中勉強させてもらっているのでとても有難いです。

 

7月も残り数日で終わりますが、8月になると2日と6日に大進捗があります。今日はプロポーサルをする順番をみんなで決めていました。

 

 

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8月はお盆休みもあるので、あっという間に過ぎてしましそうですが、この暑さはまだまだ続きます。研究をはじめすることは沢山あるので、みなさん夏バテせずに頑張りましょう!

 

シカゴ!!!第三弾(ISMB)

7月上旬に我が情報生物学研究室はシカゴで開催された世界のバイオインフォマティシャンが集うISMB2018に参加しました。

私は初めての国際線でとてもテンションが上がっており、機内では映画や機内食を楽しみながらアメリカまでの時間を過ごしました。f:id:jyouhou-seibutugaku:20180726154133j:plain

夏の日本では見られないような雪景色が飛行機の窓の外には広がっており、時差のつかれも気にならないほど感動しました。f:id:jyouhou-seibutugaku:20180726154125j:plain

空港からホテルまでは電車を利用しました。考えていたほどのトラブルも特になく無事にホテルにたどり着くことが出来ました。

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伊丹からアメリカまでの片道約14時間ほどの長い道のりを経てシカゴに到着しました。シカゴはやはり何もかも日本とは違いました。車は右側通行だし道は広いし建物はデカいしで海外にほとんど行ったことのない私は映画やドラマの世界にいるような錯覚に陥りました。この感覚は海外あるあるなんでしょうか。

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今回の学会で伊藤研のメンバーはポスター発表を行いました。シカゴTシャツを着て浮かれてるように見えるかもしれませんがしっかりと自分の研究成果を発表してきました。

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英語は苦手でしたが練習の甲斐あって外国人の方ともなんとかコミュニケーションをとることが出来ました。しっかりと私の研究成果を聞いてくれて質問やコメントもいただきました。

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発表を終えた帰りに現地のスーパーでお土産を買って帰ろうという話になりました。

うれしそうに去年のお土産で評判の悪かったキャンディーを研究室に買った同期がとても印象的だったので写真を上げておきます。研究室で待っている学部生のぎょっとする顔が目に浮かびます。

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ISMBは生命現象を情報技術を駆使して解き明かす内容の発表が主なため、今後我々の研究に役立ちそうな様々なデータベースや手法が紹介されており非常にためになる学会でした。

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美しい湖の近くのおしゃれな街で行われたこの学会は自分の中の研究意欲や知的好奇心を刺激してくれるとても有意義な学会でした。先生方、学会へ行く際のご指導、またこのような発表のチャンスを与えて下さり本当に有難うございました。

 

シカゴ!!(第2弾)

 今回のブログでもISMBという国際学会での発表について書いていきます.

この学会に関するブログは前回を第1弾として第5弾までを予定していて,学会に参加した学生5人がそれぞれ1回ずつ書いていきます.

 

 まずは,シカゴでの開催ということで,街並みに関して少し.

私も今回2回目の国際学会で,アメリカでは歩道が殆ど無く徒歩移動は難しいと思っていたのですが,シカゴは逆に歩きやすい町でした.

下に地図を載せます.

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 左が今回宿泊したホテルで,右が学会に使用されたホテルです.

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 こんな風に歩道も歩きやすく整備されていて,会場まで問題なく徒歩で移動できました.

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 治安も意外とよく,こんな風に夜移動することもできます.ポスター発表は19時30分までやっていたので,遅くなっても大丈夫なのは良かったです.

 

 続いては学会についてです.

 

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 これは学会での名札です.こんな風に自分の興味のある分野が一目でわかるようになっていました.色々な分野に携わる人が参加していたので,どんな分野に携わっているのか一目でわかれば話しかけやすいので良い工夫だと思います.

 

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 こちらはポスター発表の会場です.前回のポスター発表の場所の奥側です.ポスター発表の場所は狭いので,こちらで議論したり,見てきた情報をまとめたりできます.日本人だと英語が苦手なので,分からなかった単語をここに移動してきてじっくり調べたりできて便利でした.

 

 今回の学会は生物学的な意義よりも開発したツール紹介の面が強く,私にとっては新鮮に感じました.私の研究はツール開発の側面も強いので,今後にむけて良い刺激を得ることができたと思います.ただ,会話はある程度できても数式など細かい部分を英語で話されると理解に苦しむことも多く,英語力や背景知識など地力の不足を感じる場面もありました.

 

 今回の国際発表も有意義なものを得られたと思います.得られた刺激は今後の私自身の研究に活かすだけでなく,後輩たちにもできる限り伝えて,目一杯有効活用していきたいと思います.(N.Y) 

シカゴ!

 アメリカのシカゴ開催された26th Intelligent System for Molecular Biology (ISMB)という国際学会に参加しました。私は今回で2回目の国際学会でしたが、英語で発表するということで準備をしっかり行い学会に参加しました。今回は、学会で得た経験やシカゴでの生活について紹介します。

 

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(学会のパンフレット) 

 

 まずは、伊丹空港から飛行機に乗りました。飛行機には12時間くらい乗っていましたが、食事をしたり映画をみたりリラックスして過ごせました。

 

シカゴ/オヘア空港に着いてからは、電車で宿泊するホテルに行き、そこから学会会場であるHyatt Regacy Chicagoには歩いて行きました。シカゴには電車もバスも複数の路線があり複雑であることや、電車やバスの乗り方が日本とは異なることから移動には少し苦労しました。シカゴは湖に面しており、街中と湖の近くで雰囲気が異なっていました。学会の合間にシカゴを散策している時間も有意義な時間でした。

 

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(シカゴの街)

 

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(ミシガン湖沿いのシカゴ)

  

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(学会会場となったHyatt Regacy Chicago)

 

 学会では、生命現象を理解するためのコンピューターを用いた数学的解析、統計的解析、ビッグデータ解析に関する様々な口頭発表やポスター発表などが行われました。英語での発表は聞き取ることが難しく理解するのに苦労しましたが、質問をすることでだいたいの内容は理解できたと思います。発表にはユーモアがあり会場からは笑いが起こっていました。日本の学会とは違った雰囲気でした。

 

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(学会会場内)

 

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(ポスター発表)

 

 その中でも特に私が興味を持った分野は、私も行っているRNA-Seq解析という生体内で機能している遺伝子を網羅的に解析する手法です。ヒトなどの多くの生物では、生体内で数万以上もの遺伝子が機能しており、それらをヒトが理解することは難しいです。そこで、数学、統計学ビッグデータ解析といった分野を組み合わせた新しい手法を多くの人が開発して、それらを用いることで複雑な遺伝子の機能の理解を目指していました。

 

 アメリカにいって日本語が通じない環境で生活するのは、少し大変でしたがいい経験になりました。また、様々な研究者の発表を聞たり議論することで新しい知識に触れることで、研究に対するモチベーションが更にあがりました。今回の学会から得た知識や経験を今後の研究に活かしたいと思います。(O.Y)

 

雨のため休講です。

今日も朝から雨が降り続いています。昨日からの大雨で、BKCは授業が全時限休講になってしまいました。

 

昨日伊藤研究室のDr、M2、M1の5人が、ポスター発表をするため、アメリカのシカゴに向けて出発しました。この日のためにポスターをつくり、何度も発表の練習をしていました。練習時、外国人の前で発表をするので、英語の発音もしっかり意識していました。昨日は朝から雨がきつかったので心配していましたが、今日無事シカゴに到着したそうです。今回シカゴでのポスター発表はとても良い経験で、みなさんの成長に繋がることでしょう。練習した成果を充分に発揮してほしいと思います。

 

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今日は電車の運転見合わせもあり、全時限休講もあって、大学内はとても静かで殆ど人がいませんでした。

雨を見ていると、なぜか大雨が降っても滋賀県には琵琶湖がある、琵琶湖は大きいから大丈夫と思ってしまうことに気付きました。琵琶湖は本当に大丈夫なのでしょうか。

琵琶湖には沢山の河川から水が流れ込んできます。大雨が降ると水量が増加しますが、琵琶湖は面積が広いので、水位は徐々に上がります。雨がやんだ後も琵琶湖の水位はしばらく上がるそうです。逆に琵琶湖から流れだす川は瀬田川だけです。

瀬田川が京都にいけば宇治川、大阪にいけば淀川に名前が変わり、大阪湾に流れていきます。

瀬田川1本だけでは、大雨が降ると琵琶湖の水が溢れそうに思えるのですが、南郷にある瀬田川洗堰が洪水調整、水位調整を行っています。今回のような大雨が続くと琵琶湖の水は増加しますが、淀川水系との兼ね合いで、通常の水位になるよう調整してくれます。だから大雨が数日続いても、琵琶湖から水が溢れることはそうそうないのです。

琵琶湖が大きく、深いからだけではなく、瀬田川洗堰が私達の生活を支えてくれているのです。

 

今年の梅雨明けは、7月21日頃と予想されています。それまでに、どれくらい雨が降るのか分かりませんが、油断せずしっかり雨対策をしようと思います。

 

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梅雨入り

先週、近畿の梅雨入りが発表されました。今年は平年より1日早く、昨年よりは14日早い梅雨入りだそうです。

梅雨の時期はカビや菌が繁殖しやすいので食中毒に気をつけなければいけません。台所で調理するときは勿論、カビや菌が繁殖しないように洗濯物を干すときにもひと工夫する必要があります。

また、気温や気圧の変化が激しいので体調を崩しやすい時期です。気圧が下がると自律神経やホルモンのバランスが乱れ、偏頭痛や関節痛、だるさ、疲労感などが起こりやすいです。そんな症状を「気象病」という人もいます。気温や気圧と上手く向き合いながら体調管理する事が大切です。

 

私は暑さが苦手なのでついつい冷たいものを口にしたり、涼しい所を求めてしまいますが、内臓を冷すと消化不良になり太りやすいので、最近は常温または温かいものをとるように気をつけています。

また体を冷しすぎると浮腫みやすくなるので、体温調節できるよう空いた時間に体を動かしています。

研究室は線虫を扱っているので1年中一定の温度を保っています。毎日温度が変わらないので研究室のメンバーは服装を調節しながら体調管理しています。同時に、昼食にも気を使っています。お酢を飲んだりサラダやサプリメントを取ったりと各自健康面も気をつけています。

 

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研究室に限らず世界的に年々健康に対しての意識は高まっています。WHO(世界保健機関)が2017年5月に公開した世界保健統計では日本が平均寿命ランキングで1位でした。日本は長寿大国と言われています。近年では2000年にWHOが健康寿命を提唱してから寿命を延ばすだけではなく、いかに健康的に生活できるか関心が高まっています。

健康寿命は、介護を受けたり病気で寝たきりにならず、自立して健康に生活できる生存期間のことをいいます。

食生活や医療の向上で寿命が延びていますが、健康的に生活しながら長生きできることが理想です。滋賀県も地域と一体になって健康寿命を延ばすプロジェクトに取り組んでいます。

私は運動を通して高齢者と関わることがありますが、本当に皆さんお元気で楽しそうです。楽しむことも健康の秘訣だと思います。

研究室のメンバーも歳を重ねる毎に、今以上に健康の重要性・必要性を実感する日がきます。いつまでも健康に過ごせるよう引き続き食生活、体調管理には気をつけましょう。そして研究や学生生活を楽しみましょう。

 

 

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今日から6月です

早いもので事務員として伊藤研究室でお世話になってからもう半年が経ちました。半年間を振り返るとあっという間でした。事務に不慣れな私でしたが、伊藤先生を初め、久保田先生や学生のみなさんのお陰で段々と慣れてきました。

研究室のみなさんは毎回分からないことは親切に教えてくださるし、すぐに対応してくださるので本当に有難いです。

先日お昼休憩中にみんなで餃子パーティーをしました。私は初めて参加したのですが、普段は研究に忙しい学生さん達が餃子を焼いている姿はとても新鮮でした。餃子を食べながらコミュニケーションを取るのも楽しくていいですね。また機会があればご一緒したいです。

 

 

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また、私は今事務職の傍ら琵琶湖について勉強しています。

幼い頃から当たり前のようにある琵琶湖は、景色の一部であり遊ぶ場所でした。ただ子供の頃に見ていた琵琶湖は今よりも濁っていて、子供なりにこれ以上琵琶湖の水が汚れたら大変だと思っていました。

今こうして琵琶湖について勉強していると、自分が思っている以上に琵琶湖を再生することは大変で、沢山の人達の活動によって支えられていることを知りました。

元々琵琶湖にはどんな魚がいて、なぜ水質は変化してしまったのか。琵琶湖を知るにつれて気になることが色々出てきます。これからも琵琶湖は私の生活の身近にあり続けます。だからこそ、琵琶湖と共存するためにどうすればいいのか考えていきたいと思います。