第9回 BKCバイオインフォマティクス研究会

 今週は2月1日に上記の研究会がありました。生命情報学分野において活躍されている先生方から,最先端の研究についてお話を伺えました。

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 12月に理研での合同発表でお世話になった大浪先生にも公演して頂きました。伊藤研でも扱っている線虫を含む生物に対する情報生物学的なアプローチによる研究について発表されていました。

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 学生もこのように集中して発表を聞いていました。

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 立命館大学の先生方も発表をされていました。

 今回の研究会は,学生にとって卒論・修論や今後の研究において参考になるようなお話を聞く事が出来た貴重な機会となりました。今後もこのような機会があれば,積極的に参加していきたいと思います。

 

 ちなみに,来週が卒論の提出期限です。ここからが踏ん張り時なので,気を引き締めていきたいと思います。

 

 

 

卒論・修論・実験

 今週は雪から始まる寒い一週間となりました。

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 写真は雪がだいぶ落ち着いてからの写真ですが、週の初めはかなりの雪が降りました。電車の遅延も目立ち、それに加え、テスト期間も重なりましたので、研究室は人が少なめの1週間でした。

 そんな中、2月に入ると滋賀大との合同発表会・修論、卒論の提出、発表・引継ぎ・・・と年度末の忙しさがやってきます。

 今週は卒論を院生に添削してもらう学部生の姿が多く見られました。

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 先週は学部生同士でのチェックが主でしたが、院生に添削してもらうことでより細かなチェックが入ると同時に少しずつ完成に近づいていきます。

 院生のチェックが終われば来週は先生方に添削していただき、完成!という流れになるわけです。たくさんの人に添削してもらうことで、誤字脱字や文章の言い回し、そして内容に至るまで、よりよい論文が出来上がっていきます。

 今日はアルカリブリーチをしている学生もいました。ブリーチすることで実験に必要な線虫の卵を集めています。50mlチューブの底の沈殿が線虫です。

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 ランチストリートは2月・3月は基本的にお休みなのであと少し。揚げ物たっぷり、学生向けお弁当を学生と同じように食べる私としては少し悲しいです。

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 毎日寒い日が続きますが、体調に気をつけながら、年度末までもう少し!がんばっていきたいと思います。

 2月1日には下記の研究会が開催されます。ご興味のある方は是非!!!

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今週の伊藤研

 今週の伊藤研は久しぶりのゼミからはじまりました。学会報告や進捗、論文紹介の合間の休憩時間には今年最後の誕生日会が行われました。

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 1年間、無事に皆の誕生日を祝うことができました。

 今週前半は4回生同士で卒論の添削をしている光景が多かったです。

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  伊藤研では4回生同士で添削をした後、院生に添削してもらい、その後先生方に添削してもらうことになっています。

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  解析をしたり、実験をしたり、授業を受けたり、いろいろなことを同時に進めながら、気付けば月曜日からはテスト期間。その後は合同発表に修論、卒論の提出と発表、引継ぎ、卒業や院進と慌しく日々が過ぎていきます。時には1人で、時には仲間と一緒に頑張る毎日です。

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  今日は仮配属の3回生が朝から来ていました。もうすぐ彼らも研究室での生活が始まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明けましておめでとうございます

 今年は始まったばかりですが、修士論文卒業論文の提出が近づいてきました。気温もぐんと低くなり、体調を崩しやすい季節ではありますが、健康管理には充分気を付けながら、先生方と学生さん達と頑張っていきたいと思います。

 ご挨拶はほどほどに・・・伊藤研は昨年末大きな行事がありました。その日が2016年最後の出勤日でしたので、今日はその出来事についてお話させていただきます。

 12月26日、合同発表のため神戸にある理化学研究所 多細胞システムセンター(CDB)へ行ってきました。

 

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 お昼過ぎ、JR三宮の東口で待ち合わせして、ポートライナーに乗り、理研へむかいます。ここで、なぜ我々の研究室が理研で発表することになったのかと申しますと・・・

 伊藤先生の古くからのご友人が理研の発生動態研究チームのリーダーをされていて、若い学生達にとってとてもすばらしい経験になることを理解して下さり、このような機会を持つことができたというわけなのです。

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 とはいうものの、学生(特に学部生)は緊張で固くなっています。私自身、少し前、学会でポスター発表をする際に緊張のあまり学生さん達に「この世の末みたいな顔してますけど・・・」と言われたので、気持ちはよくわかります。

 この日、私自身の仕事は広報活動のみだと思っていたのですが・・・突然司会をすることに。演題と名前を言う、それだけのことなのですがすごく緊張しました。特に・・・英語の演題を言うことに緊張してしまい、何を言っているのか自分でわからなくなった挙句、「何々さんよろしくお願いします」と言わなければいけないところを、普段の呼び方のあだ名で言ってしまうという大失態を。何が言いたいかといいますと、やはり経験は大事です。次は落ち着いてできるように。一度の失敗でめげることなく機会があればまた頑張りたいと思います。

 

 さて、私の話はともかく、予定時刻の13:00、合同発表会が始まりました。学部生は発表7分質疑5分・院生と理研の方は発表10分質疑5分です。

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 まずは理化学研究所 生命システム研究センター 発生動態研究チーム 

チームリーダーの大浪修一先生にはじめのお言葉いただきました。「緊張するとは思いますが、気負うことなく、どんどん議論していきましょう」という暖かいお言葉に少し緊張がほぐれたかな?パワーポイントの準備を整えて、いよいよ発表がはじまりました。

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  何度も何度も練習してお互いに聴きあって、修正して、そうしてできあっがたものを側でみせてもらうとやはり感動するものです。質疑応答では理研の方達の質問にも自分達のできる限りの範囲できちんと応え、今後の課題を見つけていこうとする。その思いが伝わってきました。

 休憩時間には和やかな場面もたくさん。

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 発表の内容について理研の方に個人的に質問してみたり、研究内容についての意見交換をしたり、もちろん雑談も。はじめて会った年上の方々と共通の話題を介してスムーズにコミュニケーションをとる力。もっと言えば、共通の話題をコミュニケーションの中で自分から探し出し、人と話すことのできる能力。これは本当に大切なことだと思いますし、なるべく若いうちにたくさん経験しておくほうがいいと思いますので、そのような観点からも、とてもいい機会だと思いました。

 

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 合同発表会終了後は、施設見学をさせていただきました。顕微鏡1つとっても様々な種類があったり、サーバー室にはたくさんのサーバーが並び、温度管理も一定に保たれていて、圧巻でした。しかしソファーといすが置いてあるとてもリラックスした空間もあり、このような空間で話す時間もとても大切なのだと話されていました。白いソファーがって、おしゃれな本棚のある、少し天井の高いリラックスできそうな空間を思い描いてみてくださいね。

 その後は、三宮に移動し、イタリアンで懇親会が行われました。学生さんにとって長く大変な1日であったことは間違いありませんが、それ以上に皆が何かを得られた、やりきった、という自信のある表情がとても印象的でした。

 今年もたくさんの経験をしながら先生方、学生さんたちと共に大変だけど頑張れる、笑顔でいれる日々を送れるように、日々精進していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第39回日本分子生物学会年会(後編)

 さて、口頭発表も終わり、15時半からポスター発表がはじまりました。ポスター発表

は15時半から18時までで、この間に興味を持って見に来た方と自由討論をしたり、座長にポスターの内容の説明を行い、質問に答えたりします。

 座長はただ聞いているだけではありません。優秀ポスター賞の先行も兼ねているのです。ポスター発表は1日約1000枚。その中から100枚弱のポスター賞が発表されます。

 広い会場を歩きながら興味のあるポスターを見たり、話を聞いたり、あまりにも会場が広いので一休みしながら。

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 この日は虫の会(線虫を使用した研究を行っている方々の集まり)の交流会が行われるため、交流会の会場まで伊藤先生と学生さんたちと一緒に行くことになりました。

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 イルミネーションはすっかりクリスマスです。交流会では私が産まれるよりも以前から線虫を使用しての研究をされている先生がお隣の席で、色々な話を聞かせていただくことができました。線虫のことや研究のことは勿論、大学院生や博士課程の方々に混じって、働くことの意味や、人生を充実したものにしていく方法など、とてもためになるお話をたくさん聞くことができました。2次会にも是非参加したかったのですが・・・いよいよ私自身の発表が明日なので(1次会はしっかり飲ませていただきました。伊藤先生や以前研究室におられた先生には初めての発表の前日に余裕やなと少々呆れ気味に言われましたが。)ホテルに戻り部屋でぶつぶつと発表練習です。とりあえず、寝不足が一番の敵なので、(年齢的なこともあり、あらゆる意味で)しっかりと寝ます。

 12月2日

 さすがにこの日は緊張で朝食は食べることができないかも、と思っていましたが、自分が思っていたよりもずっと強かったらしく、美味しく朝食をいただくことができました。

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 学会会場も3日目。慣れた足取りで会場に到着です。ポスター発表は午後からなので、ポスターを自分の場所に貼りに行った午前中にはまだ気持ちの余裕がありました。

 この日はランチョンセミナーがなかったので、学生さんたちと会場内のお店で昼食です。会場内のピペットをどれくらい正確に操れるかを競争する企業ブースがあったので、学生さん達と挑戦しました。さすがにWet班の学生さんは正確な数字をたたき出します。私は?聞かないでください。

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 そうこうしているうちに13時!13時と言えば優秀ポスター賞の発表の時間です。そうです!2日目に発表した彼が受賞したのです!!

O-GlcNAc修飾タンパク質の進化的分類」

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 学会のポスター発表と言えば・・・勿論その道のプロの方々(国立の研究所や大学の先生方など)がたくさん発表されています。その中で今回情報生物学研究室では2人の学生が、なんと、ポスター賞に選出されたのです!!2人?そうです。3日目に発表した彼も受賞しました。

「系統プロファイルを用いたヒト糖加水分解酵素の進化解析」

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 先生方と学生さんたちの頑張りがこのような大きな結果に繋がる、その場面に立ち会えたことに本当に感動しましたし、伊藤研で働かせていただいて本当に光栄に思いました。

 15時30分、ポスター発表が始まりました。伊藤先生・・・隣にいると言ったのに、来たのは16時35分。学生曰く、「この世の末」みたいな顔をしていたとのことでした。

とりあえずは話しましたが・・・

16時35分、「いろいろ知り合いに捕まって。はははー」と言いながらのんびり歩いてきた伊藤先生!とりあえずほっとしました。それからの数時間、伊藤先生にフォローしていただきながら、無事に乗り切ることができました。たくさんのご意見や励ましをいただき、やりきることができて本当によかったです。

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 こうして夢か現かわからないような体験をした3日間でした。分子生物学会は来年は神戸、そして再来年はまた横浜です。その時までには今より少しでも前に進めて、横浜に行きたいと思います(また行く気かい!!)と突っ込まれそうですが。今回横浜中華街に行けなかったので。

 この半年、理系とは無縁の人生を歩んできた私がここまで来れたのは伊藤先生をはじめ、小島先生、研究室の学生さんたちのおかげです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 現在週に1回来年配属予定の3回生達が仮配属と言う形で研究室に来ています。彼ら彼女達も、その後の代でも、若い人達が自主的に色々なことを考え、行動し、人前で堂々と発表できる人を育てていくことができる場所、そのような場所があるということを少しでも多くの方に知っていただき、生命科学に興味を持って頂ければ幸いに思います。そして私自身も彼らとともに少しでも成長していければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第39回日本分子生物学会年会(前編)

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 11月30日~12月2日、パシフィコ横浜で第39回分子生物学会年会が開催されました。

伊藤研からは大学院生3人、学部生2人、そして何と私も参加してきました。半年前、まさか本当に学会に参加できるとは思っていませんでしたが・・・先生方と研究室の学生さんたちのおかげで何とか夢を叶えることができました。それでは、私が実際に体験した学会をリポートしてみたいと思います。

 11月29日

 行く前ぎりぎりにポスターができあがりました。ついこの間まで、A0の存在さえ知らなかった私の自分が作ったポスターができて感動です!!

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 夕方、刷り上がったばかりのポスターを持って米原駅へ。新幹線を待ちます。

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 新幹線に乗り込んだら、とりあえず熟睡しました。朝4時起きで旅行の用意と家の掃除をしていたので眠たくて眠たくて(学生のみなさんに助けていただきながら、前日はぎりぎりまでポスターを作り替えていました。皆様ありがとうございます)。

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 夜には無事にホテルに到着しました。明日からいよいよ学会が始まります。

 11月30日

 9時 学会会場であるパシフィコ横浜に到着しました。

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 この時私はまだ知りませんでした。この3日間でたぶん普段の1か月分は優に越すであろう距離を歩くということを・・・学会には歩きやすい靴でお越し下さい。これだけは強く言いたいです。私は7センチヒールのパンプスしか持っていっていなかったので、靴を買うはめになりました。

 いよいよ会場へ。まずは企業ブースをまわりカレンダーや置時計、ラボ川柳から飴まで、たくさんいただきました。勿論機械やピペットの説明も真剣聞きました。

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 学会会場はポスター会場と口頭発表会場に分かれていて許可証を持っていれば自由に行き来することができます。この日は事前に予約していたランチョンセミナーに当選していたので会場にむかいました。ランチョンセミナーとはお昼ご飯付きのセミナーのことです。いくつかの演題の中から興味を持ったものに事前に応募して、当選すると行くことができます。この日は2人の先生の話を聞くことができました。と言っても・・・一人目の先生は外国の方でしたので、英語ができない私には理解できませんでしたが、息子には絶対に英語を身に付けて社会に出てほしいと改めて強く思いました。2人目の先生は「iPS細胞を用いたヒト肝臓創出技術の開発」という演題で、なぜこの演題を選んだかといいますと・・・お酒が大好きな私。今の所はものすごく元気ですが、何かの時のために聞いておこうと思いました。こんな選び方でよいのかはわかりませんが「細胞を作るよりも臓器を作るほうができやすい」「iPSの標準株は山中先生のものを使用している」など、とても分かりやすく有意義な時間を過ごすことができました。

 ランチは崎陽軒のシューマイ弁当でした。

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   昼食後はデータベースに関する口頭発表をいくつか聴かせていただきました。

その後のポスター発表は線虫についての発表を中心に見させていただきました。

 夕方まで色々なポスターを見せていただき・・・夜ご飯はホテルからほど近い所で学生さん達と楽しく食べさせていただきました。学会の話し、研究室の話し、日常の話し、たくさん話すことができました。

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 翌日と、翌々日に彼ら2人がすごいことを成し遂げるとは・・・この時はまだ知るよしもありません。

 12月1日

 ホテルで朝食を食べていると、なんと伊藤先生がおられてびっくりしました。数あるホテルの中で偶然にも同じホテルに宿泊されていました。朝食時、スッピンでボーっとしていると・・・伊藤先生らしく思いっきり突っ込んでくれて、今日もわくわくする1日が始まる予感がしました。

 今日は3人がポスター発表の日です。

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  この日もランチョンセセミナーに当選していたので口頭発表の会場へ。

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 「ドロップレットデジタルPCRによるゲノム編集最新アプローチ」という演題を聞かせていただきました。現在、ゲノム編集技術は基礎研究から医療・農業・畜産に至るまで幅広い分野で応用が求められており、その編集結果を検出する方法の開発現場での様子を聞くことができました。

 その後、前回も大変人気があったため、会場の外にモニターがあるほどという講演を聴きたかったので、開場前から並び、無事に席を確保することができました。

 「本当にオモロイ生き物の分子生物学

ハダカデバネズミを使用しての癌研究・アリの世界の社会性・ベネズエラフン線虫(情報生物学研究室ではC.elegansを用いて実験を行っています。線虫にはたくさんの種類がいます。)の粘液のナゾ・古代魚ポリプテルス・食虫植物とたくさんの先生方のお話を聴くことで、内容はもちろん、人前で話すプロの方々の発表を聴けたことはとても勉強になりました。

 後編に続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SOCIETY FOR GLYCOLOGY

 

 

  11月19日から22日まで、アメリカ・ルイジアナ州・ニューオーリンズで学会が開催されました。情報生物学研究室からは2名の大学院生が参加しました。

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 伊藤研では大学院生になると国際学会に参加する学生が多くいます。

今回は伊丹空港で1泊した後、アメリカへと旅立ちました。

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 アメリカらしい食べ物や風景も楽しみながら、

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 いざポスター発表へ!

 

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 ぎりぎりまで粘って仕上げたポスター(もちろん英語です)。たくさんの国の方々に堂々と発表している姿を見ていると彼らは本当に貴重な体験をしていると感じると同時に、尊敬します。

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 たくさんの知識とたくさんの経験をして、そして元気に日本に帰ってきてくれて、ほっと一息・・・いえ、次は分子生物学会!勿論彼らも参加しました!!